翻訳のパート4です。
今回一番最後の部分の、
私の考えでは、現象論の歴史は、反対のものを同じ土台で同じように扱うものなんじゃないか。 おそらくモダンアートの歴史にも同じだと思う。 精神が肉体より高いというヒエラルキーはないんだ。 "互いにあがる"co-arisingっていう言葉を使うのが好きなんだが、認識や認識されたものがもっとリアルや大事だと指すものではない。 それらは同等に独立してお互いにそれぞれ独占されたもの。 そしてそれにもかかわらず、私たちが機能できるために、かれらがまるでひとつのもののように働いている。 アーティストの感覚的にできる仕事は、その部分でなにが起こっているか断続的に試験することなんだ。 古くさくいのでなくて、隠された反対側に足を踏み込むことになる。
というRobert Irwinさんのところが、とても印象的な部分でした。
Robert Irwinさんはいま88歳で今も制作されているみたい。
引用元:
http://www.wsj.com/articles/the-artists-artist-robert-irwin-continues-to-create-and-inspire-1451572502
アーティストのOlafur EliassonとRobert Irwinの2人の対話。
2007年にあったOlafur Eliassonの個展の図録に収録されていたものです。
TAKE YOUR TIME: A CONVERSATION
(2007)
Olafur Eliasson and Robert Irwin